地域連携カーボンニュートラル推進委員会とは
温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロを目指して、世界中で、技術、政策、地域連携など多角的な取り組みが加速されています。国内でも、2020年7月の非効率石炭火力のフェードアウト検討開始、10月の2050年カーボンニュートラル宣言、これを受け経産省が12月に公表したグリーン成長戦略と続き、予想をはるかに上回るスピードで環境・エネルギー分野の動向が変化しました。
化学工学会では、2020年度の重点施策として、「社会課題解決に向けての政策提言と社会実装」を掲げて参りました。カーボンニュートラルにおいては、地域の産業連携によるCO2削減を目指すプランを策定し、社会実装を行うことを目的とした活動を進めるために、準備委員会を立ち上げ、2021年2月に本委員会が設置されました。